入浴市場サマリ~ いい湯だな~。

Sunday, September 13, 2009

9月11日の入浴市場サマリ~ テロから8年が経過した・・・

Good Morning!
Copacabanaです。

9月11日火曜日は忘れられない日である。私の友人である米国人が貿易センタービルで行われていた会議に出席する予定であったので、連絡が取れるまでものすごく心配した。私自身も来週から新しい投資銀行へ出社するという休暇の最中に起きたテロである。2機目の飛行機が貿易センタービルに突入するライブ映像も見てしまった。最初は映画なのかと思っていたが、米メディアがこれは実際の映像だと何度も話していたのを覚えている。そんな悲惨な出来事があった日の前日2001年9月10日のダウ終値は9605.51ドルだった。あれから8年が過ぎ去った。偶然の一致か、何かを暗示しているのか、ダウの終値は9605.41ドルであった。

Bespoke Investment Group, Gone Nowhere In 8 Yearsに2001年9月10日から8年経過したダウ平均構成銘柄の株価のパフォーマンスが掲載されていた。

ダウ時系列



ダウ平均のテロの時からのパフォーマンス



痛みに耐えて頑張った!by 小泉元総理

ドル大量印刷で株価バブルを作っている現状とはいえ、株価もここまでよく戻したもんだ。関心するね。そのバブルも大量のドルの供給で信用収縮を防ぎたかったのであろうが、新規貸付は起きず、資金がトレーディングに迂回した結果発生しただけなんだけどね。でも、どこまでがバブルで、いつまでがバブルなのかは不毛なんでここでは止めましょう。それがわかれば誰でも億万長者だもんね。

ドル大量印刷と株価の相関に関して詳しく知りたい方は、Jessie's Cafe Americain, Signs of an Approaching Decline in US Equities That Could Be Quite ImpressiveZero Hedge, Correlation Of S&P 500 Performance With Fed Monetization Activities Since Start Of QEを読んでね。

毎度毎度で恐縮ですが、米国経済の悪化の度合いを見ていきましょう。

米商務省は9月10日にU.S.Census, INCOME, POVERTY AND HEALTH INSURANCE COVERAGE IN THE UNITED STATES: 2008を公表した。

The U.S. Census Bureau announced today that real median household income in the United States fell 3.6 percent between 2007 and 2008, from $52,163 to $50,303.
2008年における米国人の実質所得の中央値は、前年の5.22万ドルから3.6%減の5.03万ドルとなった。

これは実に40年ぶりの下落となった。

This breaks a string of three years of annual income increases and coincides with the recession that started in December 2007.
今回の下落は2007年12月に始まった景気後退に時を同じくし、3年ぶりの減少となった。

The nation’s official poverty rate in 2008 was 13.2 percent, up from 12.5 percent in 2007.
貧困率は2007年の12.5%から増加して13.2%となった。

これは1997年以来の水準に。

There were 39.8 million people in poverty in 2008, up from 37.3 million in 2007.
2007年の3730万人から2008年は3980万人になった。

1年間で250万人増加!

Meanwhile, the number of people without health insurance coverage rose from 45.7 million in 2007 to 46.3 million in 2008, while the percentage remained unchanged at 15.4 percent.
割合は変更ないのだが、2007年に医療保険未加入者は4570万人であったが、2008年は4630万人に増加した。

1年間で70万人以上も医療保険未加入者が増加した。

ということで、FRBが量的緩和を行うべく大量にお金を刷るも、伝統的な金融論の教科書にあるような金融機関を通じた貸出しによる信用創造は行われず、一部金融機関がprice manipulation等を行っているのではないかという噂にもあるように、金融機関の自己運用へ資金がシフトしている。結果として、株価や商品価格は上がるも国民の生活は益々苦しくなるという悪循環なのであろう。

NY株式: 11日のNY株式市場は6日ぶり反落。
ダウは前日比22ドル07セント安の9605ドル41セント、ナスダックは同3.12ポイント安の2080.90、SP500は同1.41ポイント安の1042.73でそれぞれ取引を終えた。業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「一般産業」等が上げ、「金融」等6業種が下げ。前日までに5日続伸で高値も更新し、週末も重なり利益確定の売りが出易い地合いであった。また、原油価格が急落したことも相場の足を引っ張った。ただ、フェデックスの来期利益見通しがアナリスト予想を上回ったことなどもあり、下値は堅かった。参考までに、9月11日は2001年に起きた米同時多発テロから8年目で、何かを暗示しているのか知らんけど、テロが起きた日の前日2001年9月10日のダウの終値は9605.51ドルだった。怖い怖い。

NY為替: 11日のNY外為市場でドル円は4日続落。
経済指標には関係なく、対欧州通貨や対オセアニア通貨で売られていたドルが円に対しても売られ、一時90.21円まで値を下げた。ユーロドルは6日ぶり反落。対ドル・スイスフランでドル売りが強まり、ユーロドルが買われ、一時1.4638ドルまで上昇した。ただ、原油先物価格が大幅に下落したことや、週末要因で利益確定の売りに押された。ユーロ円は続落。ユーロドル下落・ドル円下落で、一時131.57円まで値を下げた。

米国債: 11日の米国債(10年債)市場は3日ぶり反落。
10年物国債(表面利率3.625%)利回りは前日比0.01%高い3.35%で取引を終えた。今週実施された入札が好調で買先行となり、利回りは一時3.27%まで低下した。ただ、その後は週末ということもあり利益確定の売りに押された。

NY原油: 11日のNY原油先物は5日ぶり反落。
NYMEX・10月限は前日比2.65ドル安の1バレル=69.29ドルで取引を終えた。時間外にダウ先の上昇を受けて、一時72.90ドルまで上昇したが、ダウが下げ幅を拡大した場面では売り優勢となり、68.82ドルまで一気に値を下げた。

NY金: 11日のNY金先物は3日ぶり反発。
COMEX・12月限は前日比9.6ドル高の1トロイオンス=1006.4ドルで取引を終えた。序盤にユーロドルの上昇を受け、一時1013.7ドルまで上昇。その後は、利益確定の売りに押されて上げ幅縮小。

指標:
☆米労働省が11日発表した8月の米輸入物価指数は前月比2.0%上昇となり、市場予想の同1.0%上昇よりも強い。同時に発表された8月の米輸出物価指数は同0.7%の上昇となった。前月の同0.7%低下から大幅な反発となった。前年同月比では前月の19.2%の低下からは下げ幅を縮め、前年同月比15.0%の低下となった。今回前月比で石油が前月の2.6%の低下から10.5%の上昇と急反発したことが大きい。



出所: Econoday, Import and Export Prices

☆ロイターとミシガン大学が11日に発表した9月のミシガン大学米消費者態度指数(速報値)は70.2となり、市場予想の67.5よりも強い。また、8月の確報値65.7よりも強い。3ヵ月ぶりの70台。現況指数が71.8と前月の66.6から上昇したほか、期待指数も69.2と3ヵ月ぶりの水準に面合わせし、ヘッドラインに寄与している。インフレ見通しは5年先が2.9%と前月の2.8%から上昇しものの、7月の3.0%以下に留まるかたちとなった。



出所: Econoday, Consumer Sentiment

★米商務省が11日発表した7月の米卸売在庫(季調済)は前月比1.4%減となり、市場予想の1.0%減よりも弱い。速報値から下方修正された前月の同2.1%減を含め11ヵ月連続で減少し、統計が開始した1987年以来で最長。在庫は1.23ヵ月相当と2008年6月以来の水準へ短縮。

☆米財務省が11日発表した8月の米財政収支は1114億ドルの赤字となり、市場予想の1395億ドルの赤字よりも強い。



出所: Econoday, Treasury Budget

CME通貨先物ポジ状況:
商品先物取引委員会(CTFC)が9月11日に発表した9月8日現在のシカゴIMM先物市場での各通貨の大口ポジション(先物だけ)状況は以下の通り。

期間中は、ドル・ショートが増加した。ユーロは8月の米雇用統計の結果を受けて株高となり、一時1.4535ドルまで上昇するなどロングを拡大した。円は米8月雇用統計前に一時91.94円と92円割れを示現したが、雇用統計後に一時93.31円へ上昇したが、その後92円前半に下振れし円ロングは4週連続で拡大。


(単位:枚)
出所: CTFC, Commitments of Traders

今週末の米銀破綻数は3行でした。

米国連邦預金保険公社・FDIC, 「Failed Bank List」(破綻銀行リスト)から。

2000年 2行
2001年 4行
2002年 11行
2003年 3行
2004年 4行
2005年 0
2006年 0
2007年 3行
2008年 25行
2009年 92行(9月11日現在) 

去年の4倍にもなろうかというのに何も反応しない市場が怖いね。

どうでも良いんだけど、見逃せない私の性格・・・

内閣府が9月11日に発表した「4-6月期の四半期別GDP速報 (1次速報値)」なんですけどね。
阿呆内閣の阿呆な情報操作なのか、それとも、自民党政権に守って欲しくて媚びを売った官僚の自作自演なのかは不明だが、これは米国の雇用統計並みに見逃せない統計の誤差でしょ。もっとも、中国なんぞGDPの誤差はなんだから流石に計画経済国家だけのことはあるんだけども、ここは日本なんでね。

なんでおじさんが騒ぐかと言うと、8月17日に公表された日本国のGDPの1次速報値と今回の改定値とを比較してみると分かるのだよ。

実質GDP
1次速報値(速報値)前年同期比0.9%(年率換算3.7%)
2次速報値(改定値)前年同期比0.6%(年率換算2.3%)

う~っ、年率換算で1.4%も誤差があるじゃん・・・名目で見ても誤差は変わらない。

名目GDP
1次速報値(速報値)前年同期比-0.2%(年率換算-0.7%)
2次速報値(改定値)前年同期比-0.5%(年率換算-2.1%)

こちらも年率換算で1.4%も誤差がある。

とにかく信用できないということね。こういう政府の意向に沿って統計操作をするのは好きじゃない!とブツブツ。

日本経済は成熟してしまっていて、戦後の荒野からの成長を夢見ないから大きな伸びは期待できない。結果、発展途上の国か日本以上に消費をする国に輸出するしか成長の源泉がなかった。それが外需依存の根本原因でしょ。

それを内需で補うのは戦後の荒野に戻らないと駄目・・・

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