Copacabanaです。
日本の財政赤字を埋めるために米国債を売れば良いなんて思っていたけど、平野官房長官が「財源創出のための米国債売却、現時点で政府は考えていない」として、「こういう時期に米国債売却の噂はよく出てくる」と発言した。沖縄の米軍基地の問題もあるから立て続けて米国に背中を向けることもできないのであろう。しかし、日本は第二次大戦の敗戦国かも知れないが、独立した1つの国である。戦後半世紀を経て、しかも、米国の世界的な覇権の勢いも急低下している現在、いつまでも米国の顔色を伺っていても如何なものかと。戦争しろとは言わないが、米国債を自由に売買しても良いのではないか?米国債の格付けは、米国の格付け会社のおかげで、未だに高い。今がチャンス!中国が売りさばく前に(売る前に金を少しづつ買い続けているようだが)、日本もきちんとした行動をとるべきであると思う。
でも、米国が助けてくれないと有事の際には対処できないと考えているのであろうが、それはどうかな?北朝鮮が日本に核ミサイルを撃ち込むような事態に陥れば、米軍も逃げちゃうかもしれない。だから日本人は白人にはなれないので、どんなに白人が目鼻立ちが良く、格好が良くても、所詮は日本人。白人にはなれません。米英の後ろに隠れているような「虎の威を借りる戦略」、つまり、対米従属ではなく、きちんと独立した国として基地問題も、為替介入も、米国債の運用も自国の利益を一番に考えて行動すべきなのではなかろうか。
亀井静香金融担当大臣は経済政策の規模を「11兆円」と叫んでいる。
しかし、個人的には財政政策の乗数効果も最近は限定的で、株価にも金額的に大きな効果は期待できない。だから、9兆円も、11兆円も大差ないと思う。
出所: The Money Game, Morgan Stanley: Here Comes A Brutal 2010
実際にこれを見る限り亀井金融担当大臣が叫ぶ11兆円はそれほど効果は無いような気がする。
私独りが冷め過ぎ?
NY株式: 3日のNY株式市場は下落。
ダウは続落で前日比86ドル53セント安の10,366ドル15セント、ナスダックは4営業日ぶりに反落して、同11.89ポイント安の2173.14、S&P500は同9.32ポイント安の1099.92でそれぞれ取引を終えた。業種別S&P500種株価指数(全10業種)では「金融」・「素材」等の8業種が下げ、「公益」・「通信」の2業種が上げ。昨日の取引終了後にバンカメが450億ドルの公的資金を全額返済すると発表したことや、週間の新規失業保険申請件数の結果が市場予想よりも強く、リーマン・ショック前の水準に戻したことが好感され、一時54.95ドル高の10,507.63ドルまで上昇した。しかし、11月の米ISM非製造業景況感指数や米小売既存店売上高が市場予想を下回り、株価は失速。雇用統計発表を明日に控え、ポジション調整の売りもあり、引けにかけて下げ幅を拡大し、一時102ドル安の10,350ドルまで売られ、そのまま安値近辺で取引を終了した。
米投資信託協会(ICI)が12月3日に公表した米国投信フロー(Long-Term Mutual Fund Flows)によると、11月19日~24日までの米国投信のフローは73.33億ドルの流入となった。前週の111.5億ドル(修正値)から減少。株式が13.60億ドルの売り越し。3週ぶりに買い越しとなった前週から再び売り越しに。株式内訳で米国株が23.54億ドルの流出で、9週連続の売り越しとなった。しかも、前週が15.01億ドルの売り越しであったが、それを超える売り越し額である。一方、外国株は9.94億ドルの買い越しで、13週連続の買い越しとなった。しかし、外国株の買い越し額は、前週の21.08億ドルからは大きく縮小した。米国株は9週連続の売り越しもNY株式は強い。そろそろか?
出所: Investment Company Institute, Long-Term Mutual Fund Flows December 2, 2009
NY為替: 3日のNY外為市場でドル円は3日続伸。
NY時間はドル買いが優勢で、一時88.48円まで値を上げた。3日に発表された週間の米新規失業保険申請件数が市場予想より強かったことや、トリシェECB総裁の記者会見で1年物オペ金利に関して最低応札金利の平均に連動させることを公表し、強いドルの重要性を強調したことを受けて、ドル買いが優勢に。ユーロドルは反発。欧州時間からECB定例理事会で金融緩和策の解除を期待してユーロドルは買いに。そのままの流れを引き継ぎ、トリシェECB総裁が記者会見で出口政策に言及したことから、一時1.5142ドルまで上昇した。しかし、政策金利を据え置くことを公表した後、トリシェECB総裁が1年物オペ金利に関して最低応札金利の平均に連動させることを公表し、強いドルの重要性を強調したことを受けて、ユーロドルは軟調に。ユーロ円は3日続伸。ドル円の上昇につられて、一時133.55円まで上昇する場面もあった。
米国債: 3日の米国債(10年債)市場は3日続落。
10年物国債(表面利率3.375%)利回りは前営業日比0.07%高い3.38%で取引を終えた。前週分の米新規失業保険申請件数が市場予想より強く、11月の米雇用統計の発表を明日に控え、ポジション調整の売りが膨らんだ。さらに、来週の米国債入札額が発表されたことで、需給懸念から売りが加速し、米10年債利回りは一時3.397%まで上昇した。
NY原油: 3日のNY原油先物は続落。
NYMEX・1月限は前日比0.14ドル安の1バレル=76.46ドルで取引を終えた。時間外ではユーロドルの上昇につられて、一時77.50ドルまで上昇。ドルの買戻しの動きを受けて売りの動きに。その後、11月の米ISM非製造業景況感指数が市場予想よりも弱く、一時75.54ドルまで売られた。ただ、明日に11月の米雇用統計が発表されることからポジション調整の買いが入りやや下げ幅を縮小して取引を終えた。
NY金: 3日のNY金先物相場は4日続伸。
COMEX・2月限は前日比5.3ドル高の1トロイオンス=1218.3ドルで取引を終えた。時間外でユーロドルの上昇に伴い金が買われて、一時1227.5ドルと3日連続で史上最高値を更新した。
指標:
☆米労働省が3日発表した11月28日週分の米新規失業保険申請件数は45.7万件となり、市場予想の48万件よりも強い。前週の46.2万件(46.6万件から上方修正)よりも改善した。また、リーマン・ショック直前の008年9月13日週以来の水準にまで減少した。4週平均は3週続いた50万件割れとなる48万1250件となり、2008年11月以来の水準まで回復した。労働市場でリストラが一段落してつつあることが伺える。また、11月21日週までの失業保険継続受給者数は546.5万人となり、市場予想の540万人よりも弱い。前週の543.7万人から増加し、11週ぶりに前週を上回った。受給者比率は2週連続で4.1%となった。
短期
出所: Econoday, Jobless Claims
長期
出所: Calculated Risk, Weekly Initial Unemployment Claims: 457,000
確かに数字は下がって着てはいるが、過去に比べるとまだ高い・・・
★米労働省が3日に公表した7-9月期の米非農業部門労働生産性(改定値)は前期比8.1%上昇となり、市場予想の同8.5%上昇よりも弱い。また、速報値の同9.5%上昇からは下方修正されたが、約6年ぶりの上げ幅に。
出所: Econoday, Productivity and Costs
★米サプライマネジメント協会(ISM)が3日に発表した11月の米非製造業指数(NMI)は48.7となり、市場予想の51.5よりも弱い。3ヶ月ぶりに景気判断の分岐点となる50を割り込んだ。
出所: Econoday, ISM Non-Mfg Index
★国際ショッピングセンター協会(ICSC)が発表した11月の米既存店売上高は前年同月比0.3%減となり、ICSCの予想3-4%減から大きく低下した。3ヶ月ぶりにマイナスへ。天候が温暖であることから服飾を中心に買い控え。クリスマス・シーズンの年末商戦を控え、消費が手控えられている。
どうなんですかね今年の年末商戦は?
さて、11月の米雇用統計の発表を明日に控えてポジション調整の動きが中心であったように見える。11月28日週分の米新規失業保険申請件数は45.7万件となり、市場予想の48万件よりも強い上に、リーマンショック以前の水準に戻った事を」受けて、ホワイトハウスのギブズ報道官は「週間の新規失業保険申請件数が減少したことは好ましい」としながら、「明日発表の米失業率は上昇する可能性がある」と述べ、「失業率は若干ながら上昇する兆しが現れている」と釘を刺している。
11月米雇用統計の市場予想:
非農業部門雇用者数は12.5万人減(前月19万人減)
失業率10.2%(前月10.2%)
クルーグマン教授は来年中旬まで10%前後、GSは失業率のピークが2011年と予想している。そんなこともあり、バーナンキFRB議長は「失業率は高止まりする」とし、「出口戦略の手段は有している」が、「適切な時期とペースを注意深く分析することが必要」で、「出口戦略は慎重に判断する」とのこと。
おまけ・・・
中国のCGA(黄金協会)の幹部が、中国は2兆ドルもの米国債を有していながら金準備の保有が1050トンと少ないことから、長期的には中国は金を購入する可能性が高いと述べているそうで、まだまだ上げるのかなと期待させるコメントです。
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