入浴市場サマリ~ いい湯だな~。

Sunday, November 22, 2009

11月20日の入浴市場サマリ~ 最初の一歩か?

おはようございます。
Copacabanaです。

米国のFRBという中央銀行の役割を果たしている謎の民間中央銀行。

やっぱりこんなご時勢で、風向きも相当厳しくなりつつある。まぁ、パンドラの箱みたいなもんで、個人的にはFRBをBad bankにしてしまって、新しい中央銀行を設立して新しい通貨を発行して・・・そんな妄想の前に、FRBというパンドラの箱を開けさせようとする政治的な動きがある。11月20日のWSJ, House Attacks Fed, Treasuryを読んでもらいたい。

FRBの資産



出所: WSJ, House Attacks Fed, Treasury

オバマ政権は既に銀行・証券・保険などあらゆる金融機関の監督業務をFRBに一本化して、金融業界の統括に大きな権限を与えている。

当然「それはおかしい」でしょという人も多い。

11月19日のBloomberg, House Panel Votes to Advance Paul Plan on Fed Audits(Update2) にあるように、米下院金融委員会は米会計検査院(GAO)によるFRBの会計監査を厳格化する法案を43対26で可決した。ご存知ロン・ポール議員等が提出していたFRBを透明化しようとする法案。まぁ、今のところ一部(ある意味、骨抜き)だけど、これを足がかりに大きく前進することを期待する。

常に反対勢力はいるわけで、グリーンスパン氏やボルカーナ氏はロン・ポール議員の提出した法案に反対している。11月11日のWSJ, Greenspan, Volcker Opposed Ron Paul Audit Provisionにあるように、その既得権益側にいる人物(ヘリコバクター便FRB議長やGS等の役員、害トナー財務長官等)や過去にその隠された利益を享受してきた者達は反対する。

See; Letter from Greenspan and Volcker

しかし、米上院銀行委員会は今週、お馴染みドッド委員長が提案しているFRBや米連邦預金保険公社(FDIC)などの銀行監督権限を新機関へ委譲する法案が議論されている。まぁ、ドンパチ開始である。

最初の一歩だな。

NY株式: 20日のNY株式市場は3日続落。
ダウは前日比14ドル28セント安の10,318ドル16セント、ナスダックは同10.78ポイント安の2146.04、SP500は同3.52ポイント安の1091.38でそれぞれ取引を終えた。週間ではダウは3週続伸も、NASDAQとS&P500が3週ぶり反落。業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「エネルギー」・「IT」等7業種が下げ・「ヘルスケア」等3業種が上げ。ドルの買戻しでユーロドルが下げ、原油先物が軟調に推移し、石油関連株が下げて相場の重石になった。また、前日夕にデルが発表した8~10月期決算が市場予想を下回ったことから指数を押し下げた。もっとも、押し目買い意欲も旺盛。



NY為替: 20日のNY外為市場でドル円は続落。
来週の入札を控え、米国債が売られて長期金利が上昇した場面で、一時89.14ドルまで値を上げたが、NY株がマイナス引けとなり、ドル円も値を下げた。ユーロドルは続落。欧州時間のドル買い・ユーロ売りの影響が残ったが、1.4800に設定されているダブル・ノータッチオプションは突破できず、NY株が下げ止まると一時、1.4876ドルまで買い戻された。ユーロ円は続落。欧州時間からの売りの流れを継続。一時、132.50円近辺まで値を戻す場面もあった。



米国債(10年債): 20日の米国債(10年債)市場は反落。
10年物国債(表面利率3.375%)利回りは前日比0.04%高い3.37%で取引を終えた。NY株の下落もあり、10年債利回りは一時3.316%へ低下するも、来週に米国債の入札を控え、需給悪化懸念から売られた。



NY原油: 20日のNY原油先物は続落。
NYMEX・12月限(取引最終日)は前日比0.74ドル安の1バレル=76.72ドルで取引を終えた。欧州株が値を下げ、一時76.20ドルまで売り込まれたが、NY株が底堅い動きで買い戻され、下げ幅を縮小して取引を終えた。そう言えば、ルービニNY大学教授が投機的な需要で原油が1バレル=100ドルまで値を伸ばす鴨ってさ。



NY金: 20日のNY金先物は6日続伸。
COMEX・12月限は前日比4.9ドル高の1トロイオンス=1146.8ドルで取引を終えた。時間外取引中でドルが買い戻され、金が売られて一時1132.5ドルまで値を下げた。その後、ユーロドルのショートカバーが入り、金も根を伸ばして一時1150.5ドルまで上昇した。



CME通貨先物ポジ状況:
商品先物取引委員会(CTFC)が11月17日に発表した11月17日現在のシカゴIMM先物市場での各通貨の大口ポジション(先物だけ)状況は以下の通り。期間中はユーロ、加ドル、豪ドルでロング減少。原油先物価格が頭打ち感があることや、ドルの買戻しが進んでいる感じを受ける。


(単位:枚)

出所: CTFC, Commitments of Traders

さてさて、週末恒例の米銀破綻数・・・今週はわずかに1行の破綻でした。

米国連邦預金保険公社のFDIC, Failed Bank List(破綻銀行リスト)から。


2000年 2行
2001年 4行
2002年 11行
2003年 3行
2004年 4行
2005年 0
2006年 0
2007年 3行
2008年 25行
2009年 124行(11月20日現在) 

年末までに200行・・・どうかな?

今月はヘッジファンドの決算月で円高進行もあるかもと前にも書いたけどクロス円の円高進行の方がスピードあるね。まぁ、円高がどこまで進行するのかわからんけど、ある意味買いのチャンスとも言えるとか言えないとか。

そう言えば、日本のことなんだけど・・・

日銀・政策委員会・金融政策決定会合  
「わが国の景気は、国内民間需要の自律的回復力はなお弱いものの、内外における各種対策の効果などから持ち直している。」

自画自賛・・・

政府・月例経済報告
「景気は、持ち直してきているが、自律性に乏しく、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある。」

で、この表現を見る限り、持ち直していないような印象を受けるのは僕だけ?

物価動向は「緩やかなデフレ状況にある」として、3年5カ月ぶりにデフレ認定。景気は「持ち直してきているが、自律性に乏しい」として4カ月連続の据置。先行きリスクはデフレ。

デフレから抜け出さない限り日本経済復活の道は無い。その一方で、株価は伸び悩み、雇用は増えず、民間企業は自力で発展せず、債券は乱発気味・・・まぁ、藤井財務大臣がお話されたように、今のところ債券市場は安定しているね・・・しかし、何時どうなるかなんて誰にもわかんない。

こうした問題を解決する一つの明快な政策は、インフレ政策なのだ。バブルしなない。ハイパー・インフレ政策だ。国債を無価値にし、デフレを克服するにはインフレーションしかない。円を刷るのだ。福沢諭吉をコピーするのだ。

おまけ・・・

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